ニュース 社会 作成日:2016年4月29日_記事番号:T00063889
27日深夜に花蓮県近海を震源としてマグニチュード(M)5.6の地震が発生した後、これまで体に感じる余震が30回起きている他、これとは別に28日午前2時過ぎにも同県富里郷を震源とするM5.5の地震が発生。過去2日間で本震、余震合わせて32回の地震が起きており、専門家は今後1週間以内に震度5前後の余震が発生する可能性を指摘している。29日付中国時報などが報じた。
住民の間では「地震魚」の出現が地震の終わりの前触れなのか、続く地震の前触れなのかが関心を呼んでいる(28日=中央社)
相次ぐ地震発生に市民からは地震の活動期に入ったのではないかと懸念の声が上がっているが、中央気象局地震測報中心の郭鎧紋主任は「そのようなことはない」と否定。27日の地震の震源はフィリピン海プレートとユーラシアプレートが交わる場所にあり、本来地震が発生しやすいと強調し、過度に不安視する必要はないと呼び掛けた。
なお28日午後、花蓮県の南、台東県太麻里郷沖に仕掛けられた定置網に、台湾で「地震魚」と呼ばれる大型魚「リュウグウノツカイ」が一度に2尾かかっているのが発見され、憶測を呼んでいる。リュウグウノツカイは地震を感知すると浅瀬に移動すると市民の間で信じられているが、専門家は「そのような研究結果はない」と否定している。
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