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作成日：2008年3月27日_記事番号：T00006389
陳総統の財産、８年間で５千万元増加
陳水扁総統の財産が、2000年の総統就任以来の８年間で、約5,000万台湾元（約１億6,400万円）増えていることが、監察院による26日の発表で明らかとなった。27日付蘋果日報が伝えた。
00年６月時点での陳総統の財産は、陳総統名義の土地８件と不動産４件のほか、総統夫妻２人の貯金が計1,333万元、株券438万元、ファンド1,400万余元、乗用車１台だった。
しかし、監察院が発表した最新の財産申告資料によると、株券や有価証券は全て売却されている一方で、新たに不動産１件と生命保険が増加。貯金は120万余元で、信託部分が6,335万元だった。
陳総統が購入した不動産は、高雄市鼓山区にある美術館付近のマンション「人文首璽」で、面積は約380平方メートル、価格は約2,700万元。昨年11月に頭金800万元を支払い済みで、今年１月16日に引き渡しを完了している。
また、財産として新たに加わった生命保険は、2003年に加入した台湾郵政の５年満期貯蓄型生命保険３種と、2005年に加入した国泰人寿保険（キャセイライフ）の利息変動型高額終身生命保険。後者の年間保険料は219万6,000元にも上る。
