ニュース 電子 作成日:2016年5月3日_記事番号:T00063893
台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は29日、カナダのデルタコントロールズと欧州のロイテックを買収すると発表した。BAS(ビルディングオートメーションシステム、ビル設備集中監視制御システム)市場が狙いだ。30日付経済日報などが報じた。
デルタは自社と同名だが別会社のデルタコントロールズを2億2,000万カナダドル(約190億円)で5月末までに買収する。
また、子会社を通じて7,200万ユーロ(約88億円)で、ロイテックエレクトロニクスとインコントロールエレクトロニクスの株式をまず85%、続いて15%取得する。
鄭平執行長は、デルタは近年BASソリューションに参入しており、ロイテックはBAS管理制御ソリューションを提供、デルタコントロールズはBAS製品を開発しているため、相互補完効果が見込めると説明。BAS世界市場規模は現在700億米ドルで、2020年には913億米ドルまで拡大すると予測した。
デルタが同日発表した第1四半期連結売上高は476億700万台湾元(約1,560億円)で前年同期比10.19%増、粗利益率は26.9%で0.9ポイント上昇、純利益は38億8,700万元で微増だった。
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