ニュース 電子 作成日:2016年5月3日_記事番号:T00063895
2日付経済日報によると、アップルの4インチスマートフォン新機種「iPhone SE」が在庫不足となっており、同製品の組み立てを手掛ける鴻海精密工業、フレキシブル基板を供給する台郡科技(フレキシウム・インターコネクト)、臻鼎科技控股(ZDT)と生産調整について協議を行っているとの観測が出ている。
iPhone SEについては、スペックに大幅な変更がなかったこと、および旗艦機種ではないなどの理由で市場では売れ行きを悲観視する見方が出ていたが、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は先ごろ、同製品の需要は同社の事前予測を上回っており、しばらく供給不足が続くとの見通しを示した。
このほか業界では、iPhone SEに採用されているリジッドフレキシブル基板および光学モジュールの良品率が低いことが原因で部品調達に支障が出ているとして、アップルがサプライヤーに賠償を請求していると伝えられている。
光学モジュールは主に中国メーカーが、リジッドフレキシブル基板は台湾の華通電脳(コンペック・マニュファクチュアリング)と欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)が供給しているとされるが、コンペックは同問題について秘密保持契約(NDA)を理由にコメントを控えている。
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