ニュース 運輸 作成日:2016年5月3日_記事番号:T00063908
アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空が1日、桃園~ドバイ間の定期路線で615人が搭乗可能な世界最大級の超大型旅客機「エアバスA380」の運用を開始した。従来、使用していた「ボーイング777」に比べ座席数が約200席増えることとなり、中華航空(チャイナエアライン)、長栄航空(エバー航空)の大手2社にとって脅威となりそうだ。2日付経済日報が報じた。
桃園空港では世界最大級の超大型旅客機の定期運行第1便が放水アーチで迎えられた(エミレーツ航空リリースより)
桃園国際空港では昨年、エアバスA380の受け入れを可能とするため、滑走路の拡張および新型ボーディング・ブリッジの設置を完了し、7月に初めて乗り入れを実現。今回、1日1便の定期運航がスタートした。
A380機の投入を紀念してエミレーツは、同機を利用したドバイ経由ロンドン、パリ行きの往復航空券(エコノミー)を1万1,380台湾元(約3万7,000円)、税込みでも2万7,000元と3万元を切る優待価格で提供するキャンペーンを実施中だ。
エミレーツのA380機投入を受けて中華航空は、現在、第三地経由となっているアムステルダム、ウィーン、ローマ路線にエアバスの最新中型ワイドボディー機「A350-900 XWB(エクストラ・ワイド・ボディー)」を投入して直航便に変更する予定だ。
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