ニュース 電子 作成日:2016年5月4日_記事番号:T00063920
4日付電子時報によると、鴻海精密工業傘下となったシャープが生産するIGZO(酸化物半導体、イグゾー)パネルについて、ある顧客が今年下半期に大型タブレット端末に全面採用することを決めたほか、さらに今後5.5インチ以上のすべての製品に導入することを検討しているとの観測が出ている。これについて鴻海は「特定顧客の製品についてはコメントしない」と回答。市場では鴻海とシャープが今後、IGZOパネルおよび次世代の「スーパーIGZO」パネルの競争力を生かし、顧客開拓をさらに積極化するとみられている。
なおスーパーIGZO技術については、既に小型ディスプレイへの応用で既存のIGZO技術を上回る解像度を実現しており、その軽量薄型および省電力性能と合わせ、スマートフォンへの導入に注目が集まっている。
ただIGZO、スーパーIGZOパネルともいかにコストを引き下げ、価格競争力を持たせるかが課題となっている。
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