ニュース その他分野 作成日:2016年5月4日_記事番号:T00063933
中華経済研究院(中経院、CIER)が3日発表した4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.6で、前月比0.3ポイント下落したものの、「景気拡大」と「景気後退」の境目の50を2カ月連続で上回った。景気が下向いた昨年下半期以降で初めて。4日付工商時報が報じた。
4月はPMIを構成する主要5項目全てで50を上回った。産業別でも、▽化学・バイオ医療、61.5(前月比3.2ポイント上昇)▽電力・機械設備、61.2(1.7ポイント上昇)▽基礎原材料、57.1(1.4ポイント上昇)▽食品・紡織、52.5(6.1ポイント上昇)▽交通設備、52.4(2.9ポイント下落)▽電子・工学、51.6(2.9ポイント下落)──と、14年10月以来で初めて全て「景気拡大」となった。
中経院の呉中書院長は、新規輸出受注、輸入原材料数量など小項目の指数がほぼ「景気拡大」を示していることから、徐々に改善しているとの見方を示した。「今後6カ月の景気状況指数」は前月比4.9ポイント上昇の56.7と、2015年5月以降で最も高かった。
一方、4月の非製造業総合指数(NMI)は48.8で前月比1.7ポイント下落し、「景気後退」に転じた。
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