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台湾ノートPCのQ2出荷、1割増予測【表】


ニュース 電子 作成日:2016年5月5日_記事番号:T00063950

台湾ノートPCのQ2出荷、1割増予測【表】

 電子時報系のデジタイムズ・リサーチの予測によると、第2四半期のノートパソコン世界出荷台数(2in1機種を除く)は前年同期比8.5%減の3,504万5,000台で、うち台湾メーカーは前期比9.7%増、前年同期比9.6%減の2,828万8,000台となる見通しだ。ブランド各社の新製品発売が貢献する見込みだ。5日付工商時報が報じた。

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 第2四半期はデル、聯想集団(レノボ)、華碩電脳(ASUS)、宏碁(エイサー)が新製品を発売するほか、ノートPCに初参入する小米科技(小米、シャオミ)が5月に出荷を開始する。グーグルのクロームOS(基本ソフト)搭載の「クロームブック」も欧米で前期からよく売れており、安定成長が続く見通しだ。

 大手ブランドからの受注増加やクロームブック好調で、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は第2四半期出荷台数で仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)を大きく引き離す見通しだ。英業達(インベンテック)は、HPからの受注増加、シャオミからの受注によって、和碩聯合科技(ペガトロン)を抜き、受託生産メーカー4位に浮上する見込みだ。

 なお、第1四半期のノートPC世界出荷台数は前年同期比13.6%減の3,246万2,000台で、2009年以来で同期の最低だった。台湾メーカーは前期比22.5%減、前年同期比12.2%減の2,579万6,000台だった。