ニュース 電子 作成日:2016年5月5日_記事番号:T00063952
8期連続赤字を計上した光ディスク大手、錸徳科技(ライテック)は4日、損失解消に向けて、84億6,100万台湾元(約280億円)の減資実施を決めた。減資比率は32.38%で、資本金は現在の261億2,900万元から176億6,800万元に縮小する。5日付工商時報が伝えた。
光ディスク市場は、インターネットやストリーミング配信の定着、外付けハードディスクやUSBメモリーの普及を受け、市場規模が縮小を続けている。
ライテックは昨年、過去5年で最大の21億6,300万元の純損失を計上した。ただ、傘下の有機EL(OLED)メーカー、錸宝科技(RiTディスプレー)は、スマートウォッチや高級家電向けのディスプレーが好調で、昨年は1株当たり純利益(EPS)約7元を計上した。ライテックによる今回の減資で、今後はRiTディスプレーの利益貢献が相対的に高まる見通しだ。
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