ニュース 家電 作成日:2016年5月5日_記事番号:T00063953
発光ダイオード(LED)認証を行う米国の非営利組織(NPO)、デザインライト・コンソーシアム(DLC)が認証規格の第4改訂(DLC4.0)を控える中、LED業界関係者は、中国から米国に輸出されるLED照明製品の半数が新版の認証条件を満たさないため、台湾メーカーに有利に働くと指摘した。認証を取得したLED蛍光灯の価格は低価格製品に比べ30~50%高くなる見通しだ。5日付電子時報が報じた。
DLC4.0の草案によると、今後はフラッドライト、LED蛍光灯、高天井用照明など非家庭用LED照明に認証を行い、認証を取得した製品は政府の補助金を受給できることになる。うち蛍光灯型製品では要求される明るさが従来の100ルーメン(lm)から110lmに引き上げられる。
DLC4.0は2017年1月1日に発効する予定で、それまでに条件を満たせていない製品は補助金受給資格を失うことになるが、台湾メーカーは既に製品のアップグレードを実現しており、中国製との差別化によりハイエンド商用市場に参入するきっかけとなると期待感を示している。
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