ニュース その他製造 作成日:2016年5月5日_記事番号:T00063961
大手会計事務所デロイト・トウシュ・トーマツ(DTT)が4日発表した「2016年世界製造業競争力指数」調査によると、台湾の製造業競争力指数は7位で、13年の前回調査から順位を1つ落とした。20年に9位まで転落すると予想されている。5日付工商時報などが報じた。
デロイト台湾の龔俊吉公認会計士は、台湾の製造業競争力低下について、中国への貿易依存度の高さや、人材誘致の魅力不足、新興国の台頭を理由に挙げた。オックスフォード・エコノミクスの調査でも、台湾は21年に深刻な人材不足になると予測されており、人材確保が国際競争力を維持する上で最大の課題となりそうだ。
一方、人口増加が続き、経済成長の著しいインド、ベトナム、マレーシア、タイ、インドネシアが台頭している。インドは製造業競争力が11位に上昇しており、20年には5位に浮上し、台湾を抜くと予想されている。
16年の上位5位は、▽中国▽米国▽ドイツ▽日本▽韓国──の順だった。調査は、10年、13年に続き3回目。
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