ニュース 商業・サービス 作成日:2016年5月5日_記事番号:T00063963
台北市の高級ホテルが、最近のビジネス客減少の穴を埋めるべく、観光客の開拓に向けて設備の改善やサービス向上に力を入れている。5日付工商時報が報じた。
君品酒店(ホテルパレ・デ・シン)は、日本人観光客の宿泊率を高めることを狙って、全客室に温水洗浄便座を設置。日本人向けのVIPサービスチームを組織するとともに、ハード・ソフトのサービスを説明する言語に、従来からの中国語、英語に新たに日本語を加えた。台北晶華酒店(リージェント台北)は、台北周辺の観光地の紹介案内を増やしたほか、半日または1日のテーマツアーの設定を計画している。台北君悦酒店(グランドハイアット台北)は、病院と協力して、医療観光(メディカルツーリズム)で台湾を訪れる宿泊客向けのプランを設けた。
交通部観光局の統計によると、15年の訪台旅行者数は延べ1,044万人と過去最高になったものの、ビジネス客はこのうち75万8,000人で、13年の93万人から18.5%減少した。
ホテル業界にとってビジネス客は重要なため、政府に対し、商用ビザ発給の簡略化や、国際会議・展示会を台湾で多く開くことなど、てこ入れ策を求めている。
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