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シティホテルのQ1宿泊料金、台北美福大飯店が首位浮上


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年5月5日_記事番号:T00063964

シティホテルのQ1宿泊料金、台北美福大飯店が首位浮上

 交通部観光局の統計によると、都市部にある観光ホテルの第1四半期の平均客室料金は、台北市大直地区の台北美福大飯店(グランド・メイフル・ホテル台北)が9,878台湾元(約3万3,000円)で最も高かった。W台北の9,804元、台北寒舎艾美酒店(ルメリディアン台北)の9,317元など、国際ホテルブランドを上回った。5日付工商時報などが報じた。

 美福大飯店は今年1月9日に試験営業を開始し、4月2日にグランドオープンした。陳春銅董事長は、最近の平均客室料金は1万1,000~1万2,000元で、最高は1万6,000元だったと述べた。ただ、今年は中国人観光客の減少や、景気低迷によるビジネス客の減少で、見通しが良くないと語った。

 晶華麗晶酒店集団(FIHリージェントグループ)の張筠副総経理も、高級ホテルの平均客室料金は昨年下半期から停滞しており、不景気のほか、台北万豪酒店(台北マリオット・ホテル)、台北六福万怡酒店(コートヤード・バイ・マリオット台北)、美福大飯店など新規ホテルの参入が相次いでいるためと指摘した。都市部の高級ホテルの平均客室料金はかつて1万元を超えたが、今は大半が1万元以下だという。

 リゾートホテルでは、台北市北投にある北投麗禧温泉酒店(グランド・ビュー・リゾート北投)が平均客室料金1万4,539元で最高だった。