ニュース 金融 作成日:2016年5月5日_記事番号:T00063965
金融監督管理委員会(金管会)が発表した台湾の金融持ち株会社16社とその子会社による3月末現在の海外エクスポージャー状況によると、米国が3兆4,746億台湾元(約11兆5,000億円)となり、2位中国(2兆4,409億元)、3位香港(7,430億元)の合計(3兆1,839億元)を上回った。5日付工商時報が伝えた。
米国へのエクスポージャーが昨年9月に比べ3,622億元増えたのに対し、中国が900億元減、香港が615億元減となった。昨年9月末までは中国へのエクスポージャーが最多だったが、銀行業界はリスク管理の一環で、中国・香港向けの融資を縮小している。
金融持ち株会社とその子会社の海外エクスポージャーは合計で12兆2,000億元で、うち海外投資が8兆1,200億元、融資が2兆6,600億元、預金や銀行間融資が1兆5,000億元だった。金融持ち株各社傘下の保険会社による投資の割合が最も大きかった。
ただ、世界的な金融市場混乱を受け、海外投資の増加幅は2,892億元に減速し、昨年第4四半期(6,469億元)を大きく下回った。
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