ニュース 商業・サービス 作成日:2016年5月5日_記事番号:T00063966
オンラインゲーム大手の遊戯橘子数位科技(ガマニア・デジタル・エンターテインメント)は4日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、デジタル教育、生活情報などに関するインターネット上のサービスの開発を手掛ける電獺(Aotter)に15%の出資を行ったと発表した。両社は今後、コンテンツの相互利用、新商品開発、ビッグデータの活用で協力を進める方針だ。
謝執行長(中)は、電獺もまた、電子商取引などガマニア傘下のコンテンツに期待を寄せているとした(4日=中央社)
電獺は「電獺少女」(IT情報サイト)、「郷民晚報」(ニュースサイト)、「PasteWall」(付箋型情報共有サービス)などのサービスを開発・運営。台湾、香港、中国のネットユーザーに高い評価を受けており、1カ月に延べ400万人以上のアクセスを獲得している。
ガマニアの劉柏園執行長は、電獺が運営するサイトのコンテンツや技術開発力、ビッグデータ分析能力を傘下のモバイル機器向け商品の開発に生かしていきたいと語った。
観測によると、電獺は鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)からも出資を打診されたが、これを拒否したとされる。ガマニアによる出資受け入れについて電獺の謝綸執行長は「ガマニアもベンチャー企業から身を起こしており、企業文化が似ているため」と説明した。
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