ニュース 運輸 作成日:2016年5月5日_記事番号:T00063967
台北市政府は2018年にも路線バスに距離比例式の運賃体系を導入する計画で、中国時報が入手した検討資料によると、「初乗り運賃+距離加算」「基本運賃+距離運賃」という2通りの案が浮上しているもようだ。5日付中国時報が伝えた。
初乗り運賃+距離加算案は、最初の5キロメートルまでを現行の1区間運賃と同額の15台湾元(約50円)とし、以降は1キロメートル当たり2元を加算する方式だ。また、基本運賃+距離運賃案は、基本運賃を13元とし、1キロメートル当たり2元を加算する案で、両案とも運賃上限は45元となる。
8キロメートルを乗車したケースで試算すると、初乗り運賃+距離加算案では21元、基本運賃+距離運賃案では28元となり、現行の1区間運賃(15元)に比べ、それぞれ40%、86%の値上げとなる。
距離比例式の運賃体系導入は、受益者負担の原則に基づくもので、柯文哲市長の選挙公約に含まれている。現在市民の路線バス利用距離は平均4.8キロメートルだが、距離によっては、利用者の負担が増大しそうだ。
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