ニュース 社会 作成日:2016年5月5日_記事番号:T00063970
米大リーグ(MLB)のロイヤルズに所属する王建民投手が4日、対ナショナルズ戦の9回表、2点ビハインドの状況で5番手として登板。1安打も許さないピッチングでこの回を切り抜けると、チームはその裏に3点を取って逆転。これにより王投手はメジャーで1,052日ぶりの勝利を手にした。
かつてヤンキース時代に2年連続19勝(06年、07年)を達成するなどの活躍を見せ、これまでアジア出身の現役投手として最多の62勝を挙げている王投手だが、けがの影響もあってブルージェイズに所属していた2013年6月17日以来、勝ち星から遠ざかっていた。
中6日での登板となったきのうのナショナルズ戦、ロイヤルズは先発のヤングと2番手のホチェーバーが合わせて5点を失った後、8回にも追加点を許し、王投手が登板した時点で4対6とリードされていた。
そんな中、マウンドに上がった王投手はナショナルズの上位打線をわずか12球で三者凡退に打ち取り、チームに流れを引き寄せた。また、球速も今シーズン最速となる151キロメートルを記録した。
そして9回裏、ロイヤルズは相手のリリーフエースから5安打を放ち、一気に3点を奪ってサヨナラ勝ちに成功。王投手に約3年ぶりの勝利をもたらした。
王投手は今シーズンこれまで8試合に登板しているが、いずれもチームがリードを許している状況でマウンドに上がっており、勝ちパターンのメンバーには含まれず、敗戦処理の中継ぎとしての役割だ。しかし今回のような投球を続けていれば、より重要な場面での起用が増え、さらにメジャーでの勝ち星を伸ばす可能性もありそうだ。
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