ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2016年5月6日_記事番号:T00063982
中国鋼鉄(CSC)は傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)と合わせて第2四半期の受注量が350万トンの高水準だった。高炉6基もフル稼働だ。市場では、CSCが再値上げするとの観測が出ている。6日付経済日報などが報じた。
CSCは、6月の台湾市場向け製品価格を10.5%引き上げ、3月からの値上げ幅が累計15.9%に達した。業界関係者は、CSCの熱延製品価格は1トン当たり1万2,500台湾元(約4万1,000円)と、韓国メーカーの台湾向け価格490米ドルより100米ドル以上安いと指摘した。この水準のため、市場ではCSCが7~8月の台湾向け価格を2,500元引き上げるとの見方が出ている。
CSCは、国際価格の動向と川下メーカーの受注状況をみてから価格を検討するとコメントした。
業界関係者によると、中国・華南地域の4月の鉄鋼価格は1トン当たり650人民元(約1万700円)と従来の400人民元から上昇した。4月末から5月初めにかけて販路の在庫水準が3割近く下がった地域もあった。
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