ニュース 商業・サービス 作成日:2016年5月6日_記事番号:T00063984
商業発展研究院(商発院、CDRI)が5日発表した3月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務景気指標(ISI)」は98ポイントで前月から5ポイント上昇したものの、景気信号は依然後退傾向を示す「黃青」で、5カ月連続となった。後退を示す「青」を含めると、後退傾向・後退は11カ月連続。商発院はアップル製品の不振や中国からの観光客減少を主な要因に挙げた。6日付工商時報などが報じた。
商発院は、台湾電子業界で、アップルと関係のある企業は少なくとも3割に上り、アップルのサプライチェーン企業が台湾株式市場で時価総額の約20%を占めると指摘。アップル製品の不振が間接的にサービス業に影響を与えていると説明した。
また、3月は中国人観光客が前月比で6.14%減少し、小売業、飲食業、物流業に悪影響を与えたことも挙げた。さらに、政権移行期であることから、消費や投資に模様眺めムードが高まったとした。
商発院は、母親節(母の日)や端午節(旧暦5月5日)での消費マインド上昇や、携帯電話の新機種効果で、5~6月には景気指標の改善が見込めるとの展望を示した。
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