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陽明海運とハパックロイドなど、新アライアンス結成へ【表】


ニュース 運輸 作成日:2016年5月6日_記事番号:T00063987

陽明海運とハパックロイドなど、新アライアンス結成へ【表】

 海運大手、陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)の盧峯海董事長は5日、新たな海運アライアンスの結成に向け、既にドイツの同業大手、ハパックロイドなど数社と覚書(MOU)を交わし、米国、欧州連合(EU)、中国、日本において届け出を行っていると明らかにした。2週間以内に手続きを完了し、対外的に発表する予定だ。6日付経済日報が報じた。

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 業界関係者によると、新アライアンスには日本郵船、商船三井、川崎汽船、韓進海運が加わるとされ、ハパックロイドが進めるユナイテッドアラブシッピング(UASC)の買収が完了すれば、同アライアンスの市場シェアは31.2%となる見通しだ。

 コンテナ海運市場では景気が低迷する中、昨年より買収による再編が進んでおり、さらに今年4月には長栄海運(エバーグリーン・マリン)が仏CMA CGMなど3社と世界最大の海運連盟となる「オーシャン・アライアンス」を結成。これに対抗すべく、これまで「CKYHEアライアンス」に属していた陽明海運や「G6アライアンス」に属していたハパックロイドなど他の海運大手が新アライアンス結成に向けて準備を進めている格好だ。