ニュース 農林水産 作成日:2016年5月6日_記事番号:T00063992
行政院農業委員会(農委会)は、今年は冬期の寒害や3月下旬の大雨の影響でマンゴーが不作で、収穫量は例年に比べて4割減少するとみている。6日付自由時報などが報じた。
今年は花を付けるものの実がならない木が多い(中央社)
マンゴーの不作は、1月に栽培地域で10度以下の低温が続いて開花期が1カ月遅れた上、大雨で木が倒れる被害が相次いだことが大きい。台南市官田区の農会(農協)では、「今年の収穫量は2割に満たない。過去50年で最悪の被害だ」と話している。
農委会はこうした状況を受けて4日、大雨で被害を受けたマンゴー農家に対し、1ヘクタール当たり9万台湾元(約30万円)の補助金を支給することを決めた。また、今月中にマンゴーを農業保険の対象に含めて、栽培農家の今後のリスク低減を図りたい考えだ。
マンゴーの台湾全土の栽培面積は1万5,068ヘクタールで、果樹の中で最も大きい。
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