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野球WBC予選、ドーム完成遅れで誘致失敗か


ニュース 社会 作成日:2016年5月6日_記事番号:T00063993

野球WBC予選、ドーム完成遅れで誘致失敗か

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2017年大会のアジア予選で、台湾は開催誘致に失敗し、韓国での開催が決まったもようだ。台北文化体育園区(通称・台北ドーム)の完成にめどが立たないことが理由とされる。6日付中国時報が伝えた。

 中華職棒大聯盟(CPBL)の呉志揚会長(国民党立法委員)は5日、「台北ドームの完成が遅れ、台湾が誘致を進めていたWBC予選の開催権が韓国に持っていかれた」と述べた。

 競技団体、中華民国棒球協会の林宗成秘書長は「メジャーリーグからの正式な通知は受け取っていないが、先週段階でメジャーリーグと連絡を取ったところ、開催地は5月中旬にも決まる見通しだ」と説明した。

 一方、教育部体育署は、今年3月に高雄市の澄清湖野球場を開催地として、WBC予選開催地選定に立候補しており、台北ドームで申請したわけではないと説明した。韓国では今年、初のドーム球場である高尺スカイドームが完成しており、台湾が極めて不利な状況に追い込まれたことは確かだ。