ニュース 政治 作成日:2016年5月6日_記事番号:T00063994
自民党の「日本・台湾経済文化交流を促進する若手議員の会」の岸信夫衆院議員(安倍晋三首相の実弟)ら一行は5日、台北市の民進党本部で蔡英文次期総統と会談した。双方は、日本の海上保安庁が沖ノ鳥島付近で台湾漁船を拿捕(だほ)した問題について、早期解決を図ることで一致し、岸衆院議員は「控えめに処理し、速やかに解決できるよう望んでいる」と述べた。6日付中国時報などが伝えた。
蔡次期総統(左)は会談で、日本との自由貿易協定(FTA)交渉の再開に意欲を示した(6日=中央社)
岸衆院議員はまた、「台湾が国際空間を開拓するのを助けたい」と述べ、蔡次期総統は日本が台湾の新南方政策に加わり、第三国の市場開拓で連携していくことに期待感を示した。
一方、沖ノ鳥島問題では、台湾の行政院海岸巡防署(海巡署)と海軍が沖ノ鳥島周辺海域での漁船保護を目的に艦船2隻を派遣したことを受け、日本側は公船5~6隻が同海域のパトロールを行っているもようだ。これを受け、海巡署はさらに巡視船「宜蘭艦」を増派することを決めた。
台湾国防部の鄭徳美副部長は5日、立法院で「巡視船が日本の艦船による攻撃を受けた場合には、戦闘を恐れない」と述べた。
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