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台プラ主要4社、4月は5%減収【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2016年5月9日_記事番号:T00064008

台プラ主要4社、4月は5%減収【表】

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が6日発表した4月の連結売上高は、前月比5.4%減、前年同月比17.8%減の1,083億9,400万台湾元(約3,600億円)だった。原油価格下落による石化製品の価格低迷や、一部生産能力の定期保守が影響した。7日付経済日報などが報じた。

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 主要4社の4月連結売上高は、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、152億300万元(前月比12.9%減、前年同月比15.7%減)▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)、236億1,900万元(前月比8.2%減、前年同月比17.8%減)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、268億7,500万元(前月比6.6%減、前年同月比11.1%減)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)、426億9,700万元(前月比0.3%増、前年同月比22.3%減)──だった。台塑化は、4月中旬に製油所の設備の定期保守が終了し、販売量が前年同月より89.4万バレル増加したことから、主要4社で唯一減収を免れた。

 主要4社は、5~6月は需要期で、原油価格の上昇により石化製品の価格が上がる上、中国経済は当面安定する見込みで、売上高は前期を上回ると予測した。