ニュース 運輸 作成日:2016年5月9日_記事番号:T00064017
台湾高速鉄路(高鉄)と雲林県政府水利処の測量によると、昨年12月に開業したばかりの高鉄雲林駅の地盤が昨年1年間に6.6センチメートルも沈下したことが分かった。9日付聯合報が伝えた。
沈下面積は昨年、60年ぶりの大干ばつによる地下水の減少で、2倍以上の658平方メートルへと拡大した(9日=中央社)
高鉄は地盤沈下が加速した原因として、干ばつによる地下水減少や行政院農業委員会(農委会)による農地活性化政策、駅施工での重機使用などを挙げた。
高鉄は地盤沈下を「潜在的な脅威」と位置付け、雲林県政府と共同で毎年調査を実施している。雲林県内の高鉄路線では「台78快速道路」と交差する高架区間の橋りょう2本で地盤沈下が警戒値を超えたことから、補強工事が行われた。
一方、雲林県政府は高鉄沿線の新築建築物に対する審査の範囲をこれまでの線路から60メートルから150メートルへと拡大することを決めた。
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