ニュース 社会 作成日:2016年5月9日_記事番号:T00064020
行政院海岸巡防署(海巡署)は7日、同署の救難艦「宜蘭艦」と巡視船「巡護九号」、農業委員会(農委会)の「漁訓貳号」の3隻から成る台湾の巡視船団が、沖ノ鳥島(東京都小笠原村)の南南西沖140カイリ(約260キロメートル)の海域で、日本の海上保安庁の巡視船団4隻と遭遇したことを明らかにした。海上保安庁は台湾の巡視船団の後方3~8カイリの位置から監視を続けており、衝突などは起きていない。9日付自由時報などが報じた。
双方が遭遇した海域は、日本の排他的経済水域(EEZ)内だが、台湾側は4月下旬の海上保安庁による台湾漁船拿捕(だほ)事件を機に、沖ノ鳥島は岩礁でありEEZは設定できないとの主張を始めた。海巡署によると、沖ノ鳥島から200カイリ以内で操業を行っている台湾漁船は8日時点で3隻で、同署の巡視船団は「挑発せず、衝突せず、回避せず」を原則に、漁船の安全を守る任務に就いていると説明した。
なお、同署は、遭遇した海上保安庁の巡視船のうち、2,000トン型PL52「あかいし」と1,000トン型PL03「くだか」の写真を公開した。いずれもヘリコプターの発着、および海上での給油が可能な最新の性能を誇る。
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