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新薬投資控除の申請開始、中天が6件申請


ニュース その他製造 作成日:2008年3月27日_記事番号:T00006403

新薬投資控除の申請開始、中天が6件申請

 
 バイオ新薬メーカーの研究開発(R&D)費用の投資控除に関する新規定が発表されたことを受け、今月中旬から申請受付が始まり、バイオ新薬会社として最初の認可を受けた中天生技(マイクロバイオ)が、植物系新薬に関する6件の申請を行った。経済部工業局は一連の研究開発奨励により、3年以内にバイオ新薬3種の販売が認可され、生産額が500億台湾元(約1,650億円)に達すると見込んでいる。27日付工商時報が伝えた。

 投資控除規定の根拠となるバイオ新薬産業発展条例は、昨年2月に施行された。同条例は2021年までの時限立法で、産業高度化促進条例が来年末で期限切れを迎えた後、特定業種を対象とした唯一の租税優遇法となる。バイオ新薬会社として会社登記を行えば、税制優遇を受けることができる。

 バイオ新薬会社は、研究開発費が前年度の売り上げの5%以上を占めることなどが認定条件。中天以外にも宇昌生技(タイメド・バイオロジクス)がバイオ新薬会社の認定取得を検討しているとされる。