ニュース 電子 作成日:2016年5月10日_記事番号:T00064031
華碩電脳(ASUS)が9日発表した4月の連結売上高は前月比40%減、前年同月比12%減の291億1,050万台湾元(約970億円)で過去4年2カ月で最低となった。うち自社ブランドの連結売上高は前月比42%減、前年同月比13%減の260億7,300万元で、ブランド連結売上高の発表を開始した2013年以降で最低だった。10日付経済日報などが報じた。
ASUSは3月にゲーミング(ゲーム用)ノートパソコン出荷が好調で、前月比38%増収となり、4月はその反動が出た。ただ、1~4月連結売上高は1,483億5,900万元で、前年同期比2%増とプラス成長を保った。
ASUS主管は4月減収について、製品の新旧交代時期、タブレット端末の出荷減少を理由に挙げた。PC景気は依然低迷しているが、ASUSはブランド力、ハイエンド機種での競争力から、競合より優位に立つと強調した。
同社は、5月31日~6月4日開催の台北国際電脳展(台北国際コンピューター見本市、コンピューテックス台北)で新製品を発表する予定だ。5~6月は増収となり、ブランド連結売上高は月300億~400億元の水準への回復を見込む。第3四半期に携帯電話やタブレット端末などモバイル端末の新製品を発売し、急成長する見通しだ。
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