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マックブックエアの発売遅れ、供給網のQ2出荷に打撃も


ニュース 電子 作成日:2016年5月10日_記事番号:T00064032

マックブックエアの発売遅れ、供給網のQ2出荷に打撃も

 4月に予想されていたアップルの薄型軽量ノートパソコン「MacBook Air」新機種の発売が依然、実現していないことについてサプライチェーン関係者は、日本の熊本地震の影響で一部電子部品の供給が逼迫(ひっぱく)しているため、同製品の出荷に1~2カ月の遅れが生じるとの見方を示した。これによりアップルのサプライヤーは、第2四半期の出荷に打撃を受けるとみられる。10日付電子時報が報じた。

 MacBook Air新機種の部品サプライヤーは、5月の同機種向け出荷は予想されたほど伸びておらず、出荷が本格化するのは組み立てを手掛ける広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が大量出荷を開始する7月にずれ込むとの見通しを示した。

 なおMacBook Airに筐体(きょうたい)を供給する可成科技(キャッチャー・テクノロジー)の洪水樹董事長は、同製品の発売の遅れが業績が予想を下回る原因の一つとなっていると認め、当初、上半期は前年同期比横ばいを見込んでいたが現時点で達成は困難との見通しを示した。

 なお業界関係者は、アップルが6月13~17日に開催する開発者イベント「WWDC」で新型MacBook Airが発表されると予測している。