統一企業集団（ユニ・プレジデント）は、複数ブランドで展開しているベーカリー事業を積極的に拡大している。
Semeur聖娜では、15年パンの世界大会で優勝した陳永信氏と共同で作った「世界チャンピオンのパンシリーズ」を10日から毎日数量限定で発売する（９日＝中央社）
10日付工商時報によると、2013年から展開している「Semeur聖娜」ブランドは、台湾全土に９店舗を出店し、昨年は５％の増収を確保した。今年は新商品の投入で２桁台の増収を目指す。葉暁菁副総経理は「急がないが、立地条件が良い場所があれば追加出店も考えている」と話した。
また、昨年には台北市内に「昂舒巴黎（Un Jour À Paris）」の１号店を開設。コンビニエンスストア、セブン－イレブンの一部店舗では「貝洛邦（Bellopane）」ブランドのパンの販売を開始した。
この他、統一はパン職人を目指す若者による「UniBreadパン作りコンクール」を昨年から開始。今年は80人の参加を見込む。
