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ベトナム漁船の違法操業、沖ノ鳥島問題で対応に遅れ


ニュース 社会 作成日:2016年5月10日_記事番号:T00064047

ベトナム漁船の違法操業、沖ノ鳥島問題で対応に遅れ

 台湾南西沖の200カイリ経済水域や台湾領の東沙諸島周辺で複数のベトナム漁船が違法操業を行っているとして、漁業関係者が政府に取り締まりを求めている。しかし、行政院海岸巡防署(海巡署)は、日本の沖ノ鳥島周辺での台湾漁船保護に艦船を派遣しており、対処が遅れざるを得ない状況だ。10日付聯合報が伝えた。

/date/2016/05/10/19vietnam_2.jpgベトナム漁船が発見された海域。漁業関係者らは、ベトナム漁船の違法操業が台湾の漁業に損害を与えていると訴えた(9日=中央社)

 海巡署第5巡防隊(高雄市)は、艦船が沖ノ鳥島周辺やフィリピンとの領海重複水域に出動しているため、速やかな艦船派遣には困難を伴うと説明した。

 海巡署海洋巡防総局は、東沙諸島周辺に巡視船「巡護1号」など2隻を派遣。東沙諸島に常駐する巡視船によるパトロールも強化した。