ニュース 電子 作成日:2016年5月11日_記事番号:T00064056
鴻海精密工業が10日発表した4月連結売上高は前月比5.07%減、前年同月比8.53%減の3,223億8,800万台湾元(約1兆820億円)だった。4月としては昨年に次ぐ過去2番目の高さだった。アップルの4インチスマートフォン新機種「iPhone SE」、9.7インチの「iPad Pro」の受注が要因だ。11日付工商時報などが報じた。
鴻海は、コンシューマー向け電子製品と通信関連製品が3月より良かったものの、パソコン関連製品が振るわなかったと説明した。
なお1~4月の連結売上高は前年同期比6.33%減の1兆2,802億6,200万元だった。
元大証券投資顧問は、鴻海はPC市場シェアが落ちていない上、主要顧客アップルからの受注を奪われていないことを理由に、第2四半期の売上高予測を引き上げる余地があると指摘した。証券会社は、下半期のアップルの次世代機種「iPhone7」の発売で、鴻海の業績が伸びると予測した。
また、インド国営メディアの報道を基に海外メディアは10日、アップルは鴻海と提携協定に署名し、生産設備に100億米ドルを投じ、早ければ18カ月後にインドでiPhoneを生産すると伝えた。市場では今年の生産開始が予測されていた。
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