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南僑集団が直航に期待、「桃園工場から直接中国に出荷」


ニュース 食品 作成日:2008年3月27日_記事番号:T00006406

南僑集団が直航に期待、「桃園工場から直接中国に出荷」

 
 食品大手の南僑集団関係企業会、陳飛龍会長は26日、台北市で講演を行い、「総統選で馬英九氏が当選したことにより、中国への直航に希望が生まれた。南僑化学工業桃園工場は将来、大中華地区における工場の一つとして、台湾域内に限定せずに供給を行っていくことになる」と語った。陳会長は桃園工場を中国華東地区の後方基地とし、台湾から直接温州などの消費市場へ出荷したい考えだ。27日付経済日報が伝えた。

 南僑集団は中国で天津と広州に油脂工場を持ち、食用油を専門に製造して、中国各地の菓子、ケーキメーカーに供給している。現在は広州工場を通じて長江三角洲地区(江蘇、上海市、浙江省の15都市を含む長江デルタ地帯)に供給を行っているが、時間とコストがかかり過ぎることがネックという。桃園工場から直接出荷できるようになれば、広州工場からの出荷よりも時間を短縮できるとしている。