ニュース その他製造 作成日:2016年5月11日_記事番号:T00064065
アパレル大手の聚陽実業(マカロット・インダストリアル)の4月連結売上高は、前年同月比5.06%減の16億台湾元(約53億円)となった。受託生産顧客の世界的大手ファストファッションブランド「GAP」の業績不調によって打撃を受けた格好だ。廖維行銷長は「今年に入って顧客が製品と価格の調整を進めており、下半期にその成果が表れると協力メーカーの業績も上向く」との見通しを示した。10日付経済日報が報じた。
廖行銷長は、GAPの傘下ブランドごとに売れ行きに差があり、バナナ・リパブリック(Banana Republic)やオールド・ネ
イビー(Old Navy)は業績が予想を下回っているが、スポーツウエアのギャップフィット(GAP FIT)はまずまずの売れ行きを見せていると強調した。
廖行銷長は、ブランドによってはデザインなどが消費者の期待に応えられておらず、受託メーカーの生産ラインに混乱をもたらしているが、価格と製品をうまく調整すれば今後、生産体制は正常を回復し、マカロットの業績も四半期ごとに上向くと語った。
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