ニュース 公益 作成日:2016年5月11日_記事番号:T00064070
台湾電力(台電、TPC)は10日、彰化県と澎湖県の台湾海峡上に2025年までに264基の風力発電機を設置する計画で、今後1年間に30基ずつ設置する方針だ。うち彰化県のプロジェクトでは第1段階として19年に22基を設置して商業運転を開始する予定で、年間発電量を3億5,600万キロワット時(kWh)とし、最終的には32億kWhまで引き上げる計画だ。11日付聯合報が報じた。
風力発電の建設に向け、彰化県沖6キロメートルに設置された気象観測タワーで1年をかけてデータを収集する(10日=中央社)
TPC再生エネルギー処の陳一成処長は、台湾の中央山脈と中国・福建省の武夷山に挟まれた台湾海峡はその地形的要因から世界でも最も洋上風力発電に適したエリアの一つとなっていると指摘した。
またTPCは洋上風力発電機の設置に必要な気象データを収集するため、彰化県芳苑郷沖に「気象観測タワー」を設置。4月16日から運用を開始した。同タワーは中国鋼鉄(CSC)など域内企業や成功大学と協力して建設したもので、波の状況、海流、風速、風向、気圧、気温、湿度、雨量、日射量など各種データが計測できるという。
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