ニュース 社会 作成日:2016年5月11日_記事番号:T00064073
馬英九総統は10日、台湾浩鼎生技(OBIファーマ)の乳がん新薬をめぐる株式のインサイダー取引事件で容疑者に浮上した翁啓恵・中央研究院長の辞表を受理した。一方で、退任目前の馬総統は翁院長の後任選びで主導権を握ろうとしており、民進党と摩擦が起きている。11日付経済日報が伝えた。
これに先立ち、馬総統は翁院長の辞任を2回にわたり拒否していた。院長の職務は、翁氏が容疑者として取り調べを受けているため、王汎森氏が代行している。
後任院長人事をめぐっては、中央研究院が廖俊智、周美吟、郭位の3氏を候補者として、総統府に推薦している状況だ。馬総統は候補者3人と面談した上で、蔡英文次期総統と後任院長人事で調整を行う構えだが、民進党は馬総統が院長人事をこれまで先延ばしにした後、退任まで10日を切った段階で後任選びに介入する姿勢を示していることに不信感を抱いているもようだ。
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