ニュース 社会 作成日:2016年5月11日_記事番号:T00064074
今月20日の蔡英文次期総統の就任式のステージデザインに「見苦しすぎる」との批判が相次いだため、修正が加えられることとなった。11日付聯合報が報じた。
修正されることになった就任式のステージデザイン。「赤色でおめでたい雰囲気がよい」といった支持意見も少数ながらあるという(中央社)
8日に発表されたデザインは、道教の祭祀をモチーフとし、赤一色で「土地、人民、民主、自由」をテーマに労働者や農民、漁民、果樹、台湾の名所などを切り絵調で描いている。これに対し、「五妃廟(台南市にある明朝末裔の寧靖王に殉死した5人の妃を祭る廟)のようで全く美学を感じない」、「総統就任式典は寺廟のイベントではない」、「中国的過ぎる」などの批判が相次ぎ、民進党文宣部主任委員の陳芳明政治大学教授が「なぜこうも醜悪なのか」と批判したことが決定打となった。
ステージデザインは、台湾の著名な劇団である「紙風車劇団」の李永豊執行長の下、世界ステージデザイン展で何度も賞を取ったことのある曽蘇銘氏らのチームが担当した。李執行長は「批判は受け止めた。現在修正を行っているところで、改めて公表する」とコメントした。
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