ニュース 電子 作成日:2016年5月12日_記事番号:T00064088
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が11日発表した親会社株主に帰属する第1四半期純利益は16億100万台湾元(約53億円)で、前期比29.5%減、前年同期比20.3%減だった。ノートPC出荷の低迷のほか、台湾元高で為替差損が8億5,100万元と前期比1億600万元増えたことが響いた。12日付工商時報などが報じた。
同社の連結売上高は1,766億5,000万元で前期比24.6%減、前年同期比10.8%減だった。営業利益は27億7,600万元で前期比10%減、前年同期比14%減だった。
ノートPC出荷台数は790万台で前年同期比140万台少なかった。同社は、世界経済低迷で、今年の出荷台数は前年比1割減の3,500万~3,600万台と予測した。
一方、陳瑞聡総経理は、タブレット端末とスマートフォンの出荷が好調で、今年はノートPC以外の製品が2桁成長すると予測した。売上高に占める割合は35%の見通しで、来年は35~40%を目指す。
アップルは今年、スマートフォン、iPhone出荷台数が初めて前年割れする可能性がある。陳総経理は、iPhone不振はスマホ産業の成長鈍化を意味し、アップル以外のサプライチェーンにとっても望ましくないと述べた。
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