ニュース 食品 作成日:2016年5月12日_記事番号:T00064096
食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)が11日発表した第1四半期決算によると、連結売上高は1,066億6,800万台湾元(約3,570億円)、純利益は前年同期比1.01%増の43億4,300万元となり、第1四半期としては過去最高益を更新した。子会社による収益増が貢献した。1株当たりの純利益(EPS)は0.76元となった。12日付工商時報などが報じた。
持ち株比率45.4%の統一超商(プレジデント・チェーンストア)の第1四半期純利益は24億4,700万元で、16%の増益となった。傘下のセブン-イレブンが、商品・サービスの質向上で、1店舗当たりの売り上げが増加した。康是美(コスメッド)やフィリピンのセブン-イレブンの店舗網拡大も貢献した。
出資比率37.94%の大手原薬メーカー、台湾神隆(サイノファーム台湾)は、商品構成の見直しや、ジェネリック医薬品(後発医薬品)用原薬の販売増によって、純利益は前年同期比52.2%増の1億7,200万元に拡大した。
出資比率70.5%の中国子会社、統一中控は、炭酸飲料や即席麺の販売好調と原料価格の安定によって、純利益は4億3,300万人民元(約72億円)と前年同期比17.4%増加した。
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