カジュアル衣料ブランドの台湾優衣庫（ユニクロ台湾）は11日、５月末に夏物衣類を値下げすると表明した。今年初めにポロシャツやデニムシャツなど人気商品の価格を１割以上調整したのに続く値下げで、同社ではさらに多くの商品を対象にして消費者に還元したいと説明した。12日付経済日報などが報じた。
親会社のファーストリテイリングは、今年２月、落ち込んだ客足を取り戻すべく一部商品の値下げに踏み切っている。ユニクロ台湾の値下げも、これに続いた可能性がある。
一方、ファーストリテイリンググループの低価格ブランドＧＵ（ジーユー）は、夏期商戦に向けた値下げは行わないが、毎週金曜日にセールを実施している。ファストファッションのライバル企業、Ｈ＆ＭとＺＡＲＡは値下げの予定はない。
