ニュース 農林水産 作成日:2016年5月12日_記事番号:T00064103
行政院農業委員会(農委会)漁業署は11日、タイセイヨウサケのふ化、稚魚養殖技術の開発に成功したと発表した。高雄市永安区の冷水養殖場で研究開発を継続する。今後は生産工程の確立を待って、企業に技術移転を行う予定だ。12日付中国時報が伝えた。
漁業署は3年後に養殖サケの量産を開始する予定だ。養殖サケが食卓に上る日も近い(11日=中央社)
技術開発は漁業署が国立台湾海洋大学などに委託して進めていたもので、タイワンマス生態センターや海洋科技博物館、台湾中油(中油、CPC)の液化天然ガス冷排水工場などが協力した。
稚魚は現在20センチメートル程度にまで成長しており、1年半程度で成魚に成長する見通しだ。
台湾は現在年間2万トンのタイセイヨウサケを輸入している。プロジェクト責任者の冉繁華氏は「台湾産養殖サケの商業化で、価格は現在の半額以下に下がる見通しだ」と述べた。
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