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ファイソン、Q1は8%増益


ニュース 電子 作成日:2016年5月13日_記事番号:T00064115

ファイソン、Q1は8%増益

 NAND型フラッシュメモリーコントローラーIC設計の群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)が12日発表した第1四半期純利益は9億2,700万台湾元(約31億円)で前期比10.36%減、前年同期比8.66%増だった。13日付工商時報などが報じた。

 第1四半期の連結売上高は99億600万元で前期比4.4%減、前年同期比18.79%増だった。

 同社は昨年参入したスマートフォン用eMMC(埋め込み型マルチメディアカード)が好調だった。今年はSSD(ソリッドステートドライブ)の容量拡大、搭載製品の増加に伴い、NAND型フラッシュメモリーコントローラーICやモジュールの出荷が増える見通しだ。

 潘健成董事長は、第2四半期は非需要期だが同社の業績は安定しており、需要期の第3四半期はNAND型フラッシュメモリーが供給不足になると予測した。

 同社は、業界最高のコストパフォーマンスをうたう新コントローラーIC「PS3111-S11」が既に中国の顧客に採用され、米国、日本の顧客にも採用される予定だ。第3四半期は1カ月当たり100万個の出荷を見込む。