ニュース 電子 作成日:2016年5月13日_記事番号:T00064117
光学関連製品大手の光宝科技(ライトン・テクノロジー)が12日発表した第1四半期純利益は17億800万台湾元(約57億円)で前年同期比4%増だった。連結売上高は498億4,200万元で前期比14%減、前年同期比3%減だったが、製品ポートフォリオや運営効率の改善が奏効し、純利益を押し上げた。13日付工商時報などが報じた。
光電部門の売上高は前年同期比11%減だったが、17%の増益だった。車載用LED(発光ダイオード)照明などが安定成長したが、カメラモジュールは中国のスマートフォン市場低迷の影響を受けた。
IT(情報技術)製品部門はPC市場低迷の影響を受けたが、クラウド、サーバー用電源などが伸び、売上高はほぼ横ばいだったが、25%の増益となった。
ストレージ部門はSSD(ソリッドステートドライブ)がデータセンターで採用されるなどしたため、売上高は2割増え、利益は30%以上増加した。
陳広中執行長は、デュアルカメラ出荷は下半期に大幅に増えると予測した。
なお、ライトンは2013年にLED最大手、晶元光電(エピスター)の董事1席を取得したが、今年の役員改選で董事を引き揚げる。陳執行長は、出資比率の低下のほか、LED照明の見通しが良くないことを理由に挙げた。
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