ニュース 電子 作成日:2016年5月13日_記事番号:T00064118
ノートパソコン大手、宏碁(エイサー)が12日発表した第1四半期決算によると、連結売上高が563億1,600万台湾元(約1,900億円)で、純利益は前年同期比73%減の4,600万元となった。営業利益は8億6,600万元で前年同期比2.89倍の大幅拡大となったが、台湾元高による為替差損が8億9,000万元に上り、営業利益を帳消しにした。13日付蘋果日報が報じた。
エイサーは販売規模よりも利潤を追求する方針の下、各市場で需要に合った製品を投入する戦略が奏功、在庫管理も適切だったことから、第1四半期の粗利益率は11.8%と2005年第2四半期以降で最高となった。ちなみに利益を大幅に押し下げた第1四半期の為替差損額は、昨年通年の7億5,700万元を上回る規模だ。
第2四半期の展望についてエイサーは、新製品の発売で恩恵を受けると説明。証券会社は、5~6月は売上高が改善するとの見方だ。
なお、同社の黄鐘鋒台湾地区総経理は6月30日で退職し、7月1日からは侯知遠アジア太平洋営運総部総経理が兼任する。
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