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国璽幹細胞、新竹で新工場に着工


ニュース 医薬 作成日:2016年5月13日_記事番号:T00064124

国璽幹細胞、新竹で新工場に着工

 幹細胞研究開発の国璽幹細胞応用技術公司は12日、新竹生物医学園区(新竹県竹北市)でPIC/S(医薬品査定協定および医薬品査察共同スキーム)認証とGMP(適正製造規範)認証の基準を満たす幹細胞製剤工場に着工した。2018年末までに完成予定で、自社開発の幹細胞製剤のほか、他社や学術機関からの委託を受けて生産を行う計画だ。13日付工商時報が報じた。

 敷地面積0.44ヘクタールの用地に建設する新工場は地下2階、地上5階構造で、施設の総面積は4,500坪。国璽幹細胞の荘明熙董事長は、「新工場着工は台湾で開発された幹細胞製剤が生産に向けた一歩を踏み出したことを意味する」と強調。量産が実現すれば、台湾の医学技術はさらなる進歩を遂げ、世界レベルに到達すると語った。

 なお同社はこれまでに肝硬変治療薬「GXH C1」と脳梗塞治療薬「GXNPC1」を開発し、臨床実験段階に入っているほか、新薬候補10件について動物実験を完了している。