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ウーバー低価格サービス、台北市などで運賃15%値下げ


ニュース 運輸 作成日:2016年5月13日_記事番号:T00064129

ウーバー低価格サービス、台北市などで運賃15%値下げ

 スマートフォンアプリを通じた配車サービス「Uber(ウーバー)」は12日、台北市、桃園市、台中市における一般的なタクシーに近い料金で利用できる「uberX」サービスについて、15%の値下げを実施すると発表した。これにより台北101ビルから台北駅まで乗車した場合、運賃は従来の194台湾元(約650円)から166元に下がり、一般のタクシーに比べ49元以上割安となる。ただウーバーのサービスを違法と指摘する交通部は今回の値下げに対し「公権力に公然と挑戦するもの」と批判。取り締まりを継続すると強調した。13日付蘋果日報が報じた。

 ウーバーの台湾支社は同日、今回の値下げについて台北でのサービス開始から今年7月で3週年を迎えることを記念するキャンペーンと説明。終了日は未定だ。

 一方、タクシー業界団体、台北市計程車客運商業同業公会の王明雄理事長は、ウーバーの違法営業は、合法タクシー業者の業績を10~15%引き下げており、値下げされれば影響はさらに拡大すると指摘。台湾の法を無視するウーバーに対し、政府は厳しい態度で対応するよう求めた。