ニュース 政治 作成日:2016年5月13日_記事番号:T00064136
政権交代を控え、国民党の馬英九政権で最後となった張善政行政院長率いる内閣が12日総辞職し、行政院前で記念撮影を行った。13日付工商時報が伝えた。
張行政院長(前左4)は「卒業写真」後の夕食会で、「卒業祝い」として日本製のチョコレートを閣員らに配った(12日=中央社)
張行政院長は「任期こそ短かったが、内閣のコストパフォーマンスは歴代最高だった」と自賛した上で、蔡英文新政権には「前政権の良い部分を引き継ぎ、4年ごとに一からやり直す事態は避けてもらいたい」と注文を付けた。
張行政院長は新政権発足前日の19日までが正式な任期だが、在任期間109日は国民党政府が台湾に移って以降の行政院長で最短となる。
張行政院長は記者団から在任中の実績を問われたのに対し、土地液状化対策などを柱とする「安家固園計画」の推進、コンバージェンス5法案の閣議決定、海外のモバイルペイメント業者への市場開放などを挙げた。
また、鄧振中経済部長は2014年12月の就任から1年半を振り返り、中台の物品貿易協定交渉が合意に至らなかったことと、IC設計分野への中国資本による投資解禁を実現できなかったことが残念だと語った。
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