ニュース 電子 作成日:2016年5月16日_記事番号:T00064142
IC設計最大手の聯発科技(メディアテック)はこのほど、データセンターのサーバー用伝送チップを生産する子会社「擎発通訊」を設立した。製品化に向けた研究開発作業は既に完了しており、近く中国のデータセンター向けに出荷を開始する。16日付工商時報が伝えた。
メディアテックは今年、データセンター・ネットワーク事業群を分社化し、擎発通訊を設立した。サーバー用伝送チップ分野は、市場規模がそれほど大きくはないが、利益率が高いのが魅力だ。当面は昨年ブロードコムを買収した米アバゴ・テクノロジーズがライバルとなる。
メディアテックの主力は依然第4世代(4G)移動通信規格のスマートフォン用チップだが、米クアルコムや中国展訊通信(スプレッドトラム・コミュニケーションズ)との価格競争が厳しく、スマートフォン産業の成長余地は限られている。このため、メディアテックとしては新たな収益源の確保が急務だった。
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