ニュース 電子 作成日:2016年5月16日_記事番号:T00064145
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)、友達光電(AUO)、中華映管(CPT)、瀚宇彩晶(ハンスター)の4社は、第1四半期連結売上高がいずれも前期より減少し、純損失は合計で178億7,300万台湾元(約595億円)に上った。中でもイノラックスは2月に起きた台湾南部地震の影響で30.7%の大幅減収となり、純損失は85億8,200万元と、2012年第2四半期以来で最大だった。14日付工商時報が報じた。
AUOの第1四半期連結売上高は前期比14.7%減の711億3,500万元で、粗利益率は0.5%、純損失は55億8,000万元だった。中華映管は粗利益率が1.93%に下落し、純損失は27億9,000万元に上った。同社は08年以降、7年連続で赤字だ。ハンスターは粗利益率がマイナス7.4%で、純損失は9億2,100万元だった。
一方、中国の労働節(5月1日)連休の販売状況が良く、3月よりパネルの出荷が増え、4~5月のパネル需要は安定している。32インチなど小型テレビパネルの価格は小幅上昇し、55インチなど大型テレビパネル価格も下げ止まった。証券会社は、各社は第2四半期に売上高が2桁成長し、赤字の可能性は低いとの見方を示した。
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