ニュース 電子 作成日:2016年5月16日_記事番号:T00064148
貴金属精錬・ターゲット材大手の光洋応用材料科技(ソーラー・アプライド・マテリアルズ・テクノロジー)は13日、同社の陳李賀前董事長が会社の累積損失を繰り延べ計上する不正を行っていたとして法務部調査局台南市調査処に自首したことを明らかにした。14日付経済日報が伝えた。
店頭市場に当たる証券櫃台買売中心(櫃買中心、GTSM)は同日、同社の上場廃止処分を決定した。これにより、同社株式は17日から証券会社を通じた売買ができなくなる。
同社発表によると、陳李賀前董事長らは新製品の開発遅延、原料価格の変動、従業員の不正などで経営難に陥り、会計帳簿を操作し、累積損失17億台湾元(約57億円)の計上を不正に繰り延べていた。
光洋では昨年従業員に金450キログラムを盗まれ、5億1,200万元の被害を受けた事件で、情報開示が不十分だったとして、株式に取引方法変更処分を受けていた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722